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【姉妹提携45周年】北海道の鈴木知事とカナダ・アルバータ州首相が懇談「AI分野発展に連携強化で一致」"鉄オタ?"のスミス首相は北海道新幹線と在来線で8時間かけて札幌入り<北海道>

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懇談する鈴木知事とスミス首相

懇談する鈴木知事とスミス首相

 2025年、北海道とカナダ・アルバータ州の姉妹提携が45周年を迎えました。4月21日にアルバータ州の首相ら州政府の幹部が北海道を訪れ、鈴木直道知事らと友好を深めました。


 北海道によりますと、カナダ西部のアルバータ州は、白銀の山々や輝く湖、見渡す限りの大平原など魅力あふれる土地です。州都はエドモントンで、活気に満ちたカナダの「北の玄関口」として発展しています。

■同じ”北方圏のマチ”として交流

 同じ北方圏に位置する縁から、北海道とアルバータ州は1980年に姉妹提携宣言に調印。学術、文化、スポーツ、農業、教育など幅広い分野で活発に交流しています。


 教育では毎年、道立高校生と現地の高校生が交換留学。カーリングでは北海道コンサドーレ札幌のチームが現地で合宿しています。

■乳製品の輸出入「積極的に」

酪農学園大学の牛乳とチーズを絶賛したスミス首相

酪農学園大学の牛乳とチーズを絶賛したスミス首相

 4月21日に北海道を訪れたのは、アルバータ州政府のダニエル・スミス首相ら幹部7人です。


 スミス首相は鈴木知事や酪農学園大学や北海道カーリング協会、北海道教育委員会などの関係者9人と懇談しました。

 スミス首相は酪農学園大学が懇談会に提供した牛乳とチーズを引き合いに「カナダは、いろいろな商品の輸出入が簡単にできるようになった。いただいた牛乳とチーズはとてもおいしい。乳製品の輸出入も積極的に進めたい」と述べました。

 鈴木知事は「アルバータ州は北海道が初めて姉妹都市提携を結んだ、特別な地域だ。両地域間の交流は北海道の国際化や人材育成に大きく貢献した」と歓迎しました。

AIなどデジタル分野での連携強化でも一致した参加者

AIなどデジタル分野での連携強化でも一致した参加者

 また、スミス首相は半導体やAIなどデジタル分野に興味を持っていることも言及。


 「(デジタル分野が発展しつつある北海道に)テクノロジーイノベーション担当者の訪問も考えたい」と述べました。

 鈴木知事は「これからは半導体やAIなど新しいジタル分野で重要な役割を北海道が担っていく。より一層、連携を深めて友好関係を強固なものにしたい」と応じました。

 関係者によりますと、スミス首相は鉄道好きとされ、4月20日に東京から北海道新幹線と在来線特急で8時間かけて札幌入りしたということです。


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