【JR脱線事故】国の“事故調査官”が現場の調査開始…盛り土が約46メートル崩れて普通列車が脱線…雪解け水の影響?旭川~稚内駅間で代行バスも運行スタート
北海道北部の中川町のJR宗谷線で普通列車が脱線した事故で、国の運輸安全委員会による現場の調査が9日に始まりました。
4月8日午前6時40分ごろ、中川町のJR宗谷線天塩中川―問寒別駅間で発生した普通列車の脱線事故。
運転士ら2人にケガはありませんでしたが、線路の盛り土が約46メートルにわたって崩れていました。
JR北海道は雪解け水による影響とみていますが、国の運輸安全委員会が9日午前9時30分ごろから現場で詳しい事故の状況を調べています。
この事故でJR宗谷線音威子府―稚内駅間で運転を見合わせていて、旭川―稚内駅間で代行バスの運行が始まっています。
JR北海道は、復旧に1週間以上かかるとしています。