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【JR宗谷線で脱線】枕木むきだし&レール下の土砂“約46メートル崩壊”…普通列車が走行中に縦揺れし緊急停止_『雪解け水』の影響か「運転再開のめど立たず」9日以降は代行バス運行へ〈JR北海道〉

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雪解け水の影響で土砂が崩壊した可能性も

雪解け水の影響で土砂が崩壊した可能性も

 線路は、列車を重みを分散させるため、レールの下に枕木、砂利などを入れた盛り土を敷いています。JR北海道はここに雪解け水が流れ込み、土砂が崩れたのではないかという見解を示しました。

前日夜には異常はなかったという現場

前日夜には異常はなかったという現場

 現場は7日午後10時25分ごろに列車が通過していて、異常はなく、明け方にかけて何らかの異常がおきたと考えられます。


 JR北海道は、過去に災害が起きた場所ではないため、すぐに対策しなければならない場所ではなかったとも説明しています。

脱線事故を防ぐためには…

脱線事故を防ぐためには…

 元JR東日本の社員で鉄道に詳しい専門家は、「列車巡回での発見は難しい。水の流れが詰まった場所は掃除、またはパイプを差し込んで流れを作る対策が必要」と指摘しています。


 運輸安全委員会は9日に現地調査に入り、詳しい事故の原因を調べることにしています。

 またJR北海道は9日はJR音威子府~稚内間は運休し、旭川市と稚内を結ぶ「代行バス」を運行することにしています。


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