“声かけ”や“つきまとい”が4月から増加 新学期を迎える子どもたちのまわりには危険がいっぱい…犯罪に巻き込まれないために親子で考える「知らない人についていかない」では不十分 どう教える
「『知っている人にもついていかない』と教える。子どもに対して犬などを介し、何回か顔を合わせることによって、近所の人だと思わせてから犯行に及ぶケースもある」(防犯アドバイザー 京師 美佳さん)
また、大人との接し方についても、よく言い聞かせることが必要だといいます。
「大人から道を聞かれたり、犬を一緒に探してほしいなどと頼みごとをされたりした時に絶対に聞かない。本当に困っている大人は、子どもにではなく大人に助けを求める」(防犯アドバイザー 京師さん)
子どもたちとの普段の遊びの中で、防犯意識を育むことも大切です。
「本気で鬼ごっこをする。それにより、いつでも逃げるという力がつく。練習を何度もしていなければ、つかまった時にすぐ諦めてしまう子どもになる。そうならないために、逃げることを教えるのが大事」(京師さん)
新学期を前に、改めて親子で防犯対策を話し合うことが重要です。
各家庭で確認してほしいポイントです。
・防犯ブザーの使い方をしっかり子どもにレクチャー
・地域安全マップ作成
→親子で歩き「危険な場所」「逃げ込める家」を確認
・GPSで子どもの位置を確認