ノースサファリ【動物の移動計画】札幌市は「計画性なく不十分」と指摘…640匹のうち“210匹が移動済”残り95匹は2025年度に‐さらに335匹は2026年度以降に調整と説明するも具体的な移動先はなし
違法建築物が問題となっている動物園・ノースサファリサッポロが札幌市に提出した動物の移動計画書で、640匹の動物のうち、すでに210匹を移動させていたことが分かりました。
札幌市によりますと、計画書は28日の午後6時ごろにメールで届きました。
ノースサファリの動物の数は2024年12月末時点で640匹で、そのうち210匹を3月31日までに移動させました。
その中には、危険な特定動物が2種類2匹(猫科動物と猛禽類)が含まれています。
残り動物のうち、95匹については2025年度に移動予定で、335匹は2026年度以降に移動先を調整すると話したということです。
札幌市がこれまで求めていた動物の具体的な移動先やスケジュールは示されていないということで、札幌市は会見で「計画性がない。不十分だ」などと厳しく評価していて、今後ノースサファリ側に確認したいとしています。