【菅井さんの天気予報 18日(火)】冬から春へ!季節のバトンタッチ 衣替えも進めて…最新の10日間予報
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分現在
◆きょう18日(火)の気温
日中は日差しが出た所も気温はあまり上がらず、
札幌の最高気温は1.5℃で、2月下旬並みでした。
網走はー0.4℃で、4日連続の真冬日ですが、
3月後半としては18年ぶりのことです。
オホーツク海側では、季節外れの寒さが続いています。
◆予想降雪量(18日夜~19日朝)
日本海側やオホーツク海側の多い所でも5センチです。
積雪が増えることはなく、地面に凍り付き、
あす朝はアイスバーン路面です。
札幌市内の雪道転倒事故も増えていますので、冬の終わりの足元に気を付けて下さい。
◆日本付近の低気圧
あす未明は東京都内でも雪予報が出るなど
心配な低気圧がありますが、列島の東に離れながら北上するため、
北海道の影響は少なくなりそうです。
西から暖かい空気が流れ込み、今週後半に向けて北国も春到来となりそうです。
◆あす19日(水)の天気・気温
札幌など石狩地方は午後にわか雪がありますが、
降雪量は5センチ以下です。
そのほかの地域は、晴れる所が多いでしょう。
朝は放射冷却で冷え込み、遠軽町生田原の最低気温はー18℃で、
内陸部ではー10℃以下です。
最高気温は、前日より2℃前後高く、札幌は3℃、旭川は4℃です。
◆札幌の10日間予報 19日(水)~28日(金)
20日(木)の春分の日は、晴れてプラス7℃まで上がるでしょう。
21日(金)は10℃予報です。
「暑さ、寒さも彼岸まで」という表現もありますが、
今春の北海道の天気を表しているようです。
ただ23日(日)は寒の戻りで、雪が降り最高気温は5℃です。
来週は10℃以上の日が多くなり、春物コートも出番となりそうです。
ただ、朝晩は冬の寒さですので、手袋やマフラーなど防寒小物で調整をしましょう。
◆全道の週間予報 19日(水)~25日(火)
来週にかけて、全道的に気温は平年より高く、
周期的に天気が崩れ、道北でも、降るのは雨の日が増えるでしょう。
積雪の深い地域では、雪解けが進みますので、
なだれや落雪など雪の事故にご注意下さい。