【大雪・暴風雪情報】北海道太平洋側の広範囲で大雪_根室市は猛吹雪で交通網遮断『陸の孤島』…新千歳含む北海道内の空港で100便以上が欠航…24時間で40センチ以上降雪の地域も 北海道
「根室市内は細かい横殴りの雪が降り続いていて、視界がとても悪くなっています。高潮にも注意が必要です」(沼田海征記者)
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発達した低気圧の影響で3月17日の北海道内は東部を中心に、風が非常に強く、視界のきかないホワイトアウト状態に。
最大瞬間風速はえりも岬で40・8メートル、根室市も正午過ぎに32・9メートルと3年ぶりに30メートルを超え、猛吹雪の中、除雪をする市民の姿も。
「きのうはうっすら積もっていただけで、少し免れたかなと思ったが結局、朝になったら積もっていた。やっぱり来るべきもの(春の嵐)は来ますね」(根室市民)
「午後1時の根室市です。風が非常に強くなってきました。札幌方面に向かう高規格道路は通行できなくなっています」(沼田記者)
根室市内の国道44号線や高規格道路は軒並み通行止めになり、根室市は市外との行き来が出来なくなっています。
今の所、通行再開のメドは立っていません。
また、高潮の予報が出ているため、海水が市街地に流れ込まないよう根室港の防潮堤を閉めるなど警戒が高まっています。
横殴りの雪はオホーツク海側でも…。
「網走市中心部です。非常に強い風と雪の影響で視界が悪く、向こうから来る車をはっきり見られません」(古沢哲也記者)
最大瞬間風速が19メートルと強い風が吹いた網走市。
傘やフードが飛ばされないようにする人の姿が見られました。
また、今回は、太平洋側の広い範囲で大雪となり、24時間で降った雪の量は根室地方の中標津町で46センチ、十勝地方の広尾町や日高地方のえりも町でも40センチを超えました。
「ひどい所では、膝くらいまで積もっていて、風向きによって吹きだまりの所では、ドアの取っ手まできていました。除雪車や車が滑って出られなくなっている状況が結構見られました」(広尾町民)
これは函館市内で撮影された映像です。
16日午後4時から雪がずんずん積もり、17日午前5時までには、窓に積もった雪で、外に止めていた車が見えなくなりました。
湿った雪のため、函館市では、ケーブルなどに雪がはり付き、雪の重みの影響かケーブルが切れて地面に垂れ下がりました。