【ススキノ首切断】田村瑠奈被告の父・修被告に『判決』言い渡しへ「娘にとって私は世界との窓口。突き出したら絶望につながる」自宅浴室で頭部損壊をビデオ撮影…"2秒間に9回"刺した瑠奈被告は殺害現場で自撮り
■ついに判決へ…検察は懲役10年を求刑、司法の判断は?
北海道札幌市・ススキノのホテルで男性が殺害され、田村瑠奈被告ら親子3人が逮捕された事件。
【画像】ススキノ首切断|裁判で明かされる“猟奇的な世界”…親子3人の写真を見る
瑠奈被告の父親で精神科医の修被告(61)の第11回裁判員裁判が3月12日午後2時から開かれ、判決が言い渡される予定です。検察側は懲役10年を求刑しています。
■事件概要…「ススキノ首切断事件」とは
この事件は、2023年7月、ススキノのホテルで当時62歳の男性が殺害されたのち、首を切断され頭部を持ち去られたものです。
実行役の田村瑠奈被告(31)は殺人や死体損壊などの罪に、父・修被告は殺人ほう助、死体損壊ほう助などの罪に、母・浩子被告(62)は死体遺棄ほう助、死体損壊ほう助の罪に問われています。
2月18日の裁判で、検察は「修被告が瑠奈被告に対し、どこから遺体を持ってきたのか確認していないのは犯行計画を事前に知っていたからであり、修被告の関与がなければ計画は実現不可能だった。"知らなかった"という回答に終始しており、反省していない」などとして懲役10年を求刑。
一方、弁護側は「修被告には動機がない。ホームセンターで誰でも買える道具を買ったことで『殺人・死体損壊の目的』と推認するのは無理がある」などとして無罪を主張しています。
■わずか2秒間に9回刺す「あーうわー。ごめんなさい」被害男性とのやりとり
これまでの裁判で、瑠奈被告と被害男性の間に過去に性的トラブルがあったことがあきらかになっています。
事件現場となったホテルでは、こんなやり取りが…
瑠奈被告:「人生で一番反省したことは私を裏切ったことでしょ?」
被害男性:「ああそうね、だってあんなに怒られたことない」
瑠奈被告:「人生で?」
被害男性:「うん」
瑠奈被告:「なかった?」
被害男性:「過去にはなかった」
この直後、瑠奈被告は持っていたナイフを男性の首に突き刺しました。
わずか2秒間で9回も刺しました。
被害男性は「ごめんなさい、ごめんなさい」と声を上げ倒れました。
その後、瑠奈被告はインスタントカメラで自撮りしていたことも明らかになりました。