「娘は事件に巻き込まれたのではない。娘が事件を引き起こしたんだ」法廷でたんたんと語る父・田村修被告(61)―娘の瑠奈被告(30)が「首拾ってきた」と告げた際の心境とは<ススキノ首切断裁判>
札幌市・ススキノのホテルで男性が殺害され、親子3人が逮捕された事件。父親・田村修被告の9回目の裁判員裁判が2月6日開かれ、被告人質問が行われました。
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事件後、娘の瑠奈被告(30)から『首拾った』と告げられた修被告。このことをいつ浩子被告に伝えたのか、検察側から問われると――。
「7月2日(事件当日)の日中から夕方にかけて、どこか2人きりで過ごせる時間に伝えた。『こんなこと(首拾った)言っているけどどうしたんだろうね』『事件に巻き込まれているのかな』みたいなことを探りながら会話したと思う」(修被告)
「弁護人からの尋問で『7月3日(事件翌日)の新聞で殺害を確信した』と言っていたが、浩子被告と何か話したか」(検察側)
検察側の問いにたんたんと応じる修被告
この問いに、修被告はたんたんと応じました。
「『娘が事件に巻き込まれたのではない。娘が事件を引き起こしたんだ』と話した」(修被告)
「浩子被告とどのような対応をすると決めたのか」(検察側)
「娘が言ってくるならば対応できるが、親として(警察に)突き出すことはできないと話した」(修被告)
法廷で次々と語られる新たな証言。修被告の判決は3月12日の予定です。