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「態度にハラが立った」30代自衛官が部下を指導中、足蹴りや顔面殴打<停職2か月に>「真摯に反省」陸自ハラスメント窓口が機能_地対艦ミサイル連隊

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美唄駐屯地・地対艦ミサイル連隊(資料)

美唄駐屯地・地対艦ミサイル連隊(資料)

 陸上自衛隊の3等陸曹が部下の指導中に足蹴りや顔面を殴打するなど暴行したとして停職2か月の懲戒処分を受けました。


 処分を受けたのは陸上自衛隊美唄駐屯地・第2地対艦ミサイル連隊の30代の3等陸曹です。

 美唄駐屯地によりますと、3等陸曹は2022年2月ごろと2023年5月ごろ、部下隊員を指導する際、足蹴りや顔を殴るなどの暴行を加えました。

 被害を受けた自衛官はけがをしましたが病院に行くほどではなかったということです。

 その後、陸上自衛隊・北部方面本部のハラスメント相談窓口に匿名で連絡があり、暴力行為が発覚しました。

 調べに対し3等陸曹は「部下の態度に腹がたった」「真摯に反省し、いかなる処分も受けます」と話していて、3月11日付けで停職2か月の懲戒処分を受けました。

 また規律違反を認知しながら報告を上げなかったとして、監督する立場にあった30代の幹部自衛官も戒告処分を受けました。

 第2地対艦ミサイル連隊長は「今後は再発の防止を図り、より精強で健全な部隊の育成にまい進してまいります」とコメントしています。


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