建物“全撤去”の方針―無許可建設の動物園「ノースサファリサッポロ」運営会社がコメント「それが当たり前」 飼育小屋など約150の撤去を計画に盛り込む 事実上の閉園命令検討の札幌市に提出へ 北海道札幌市
無許可で建てた飼育小屋などの撤去計画をめぐり、札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」が、すべての建物を撤去する方針であることが2月12日、新たに分かりました。
開発が制限される「市街化調整区域」に飼育小屋などを無許可で建設し、札幌市が事実上の閉園命令を検討している、民間の動物園「ノースサファリサッポロ」。
運営会社は2月7日、建物の撤去計画を札幌市に提出すると発表。この計画に、150余りあるすべての建物を撤去することを盛り込んでいることが新たに分かりました。
関係者によりますと、札幌市が4日に全撤去を求めたところ、「その方向で考える」と応じていた運営会社は、12日の取材に「それ(全撤去)が当たり前。17日までに計画を提出する予定」と話しています。