【トマム山でバックカントリー遭難】70代とみられるスキーヤー夫婦から110番「コース外に出たが戻れない」…山岳遭難救助隊が出動へ―軽装でスマホの電池残量少なく食料なし<北海道南富良野町>
北海道南富良野町のスキー場で2月7日夜、バックカントリーとみられる高齢のスキーヤー2人が遭難しました。警察は8日未明、夜明けを待たずに救助に向かう方針です。
遭難があったのは、南富良野町のトマム山(1239.2メートル)です。7日午後8時ごろ、スキーをしていた70代とみられる夫婦から「スキーでコース外に出たが戻れない」と、警察に通報がありました。
警察によりますと、2人はゲレンデ用の軽装で、食料をはじめ冬山を過ごす装備は持っていません。
スマートフォンの位置情報から2人のいる座標が判明しています。準備がととのい次第、山岳救助隊員が救助に向かう方針です。
2人のスマートフォンの電池残量が少なく、警察との通話も抑えていて、詳しい現場の情報は把握できていません。