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【猛吹雪・大雪情報】北海道は冬の嵐が長引く…今夜は日本海側南部で暴風雪に警戒!あすは道北でも積雪が増える【菅井さんの天気予報 5日(水)】

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(菅井貴子気象予報士が解説 午後5時40分現在


◆カモメの大群
 猛吹雪や暴風に見舞われた江差沖ですが、
 日中は、カモメの大群が沿岸の海面に集まっていました。
 地元の方によると、
 ・暴風によって飛びにくくなっているため、羽や休めている。
 ・海が大しけのためニシンやイワシなどのエサとなる魚が沿岸に寄っているため。
 などが考えられるそうです。
 ただ、最近、特にカモメが急増していて、関心事にもなっているそうです。

◆きょう5日(水)の気温
 最高気温は、全道的にプラスの所が多く、
 札幌は1.8℃、中頓別町など道北も2℃以上でした。
 札幌市内は、路面の雪や氷が解けて、かなり滑りやすくなっています。
 雪道転倒搬送者数は、午後4時の速報で16人です。
 観光客も多くいらっしゃるため、地元の方も気にかけたいものです。

◆予想降雪量(~あす朝)
 石狩北部、後志、桧山、渡島西部は、猛吹雪が続くでしょう。
 降る雪の量は、後志地方で多く、最大40センチです。
 そのほかの日本海側は30センチで、
 札幌市内は西区、手稲区、南区などで、10センチ前後でしょう。

◆あす6日(木)の天気
 日本海側南部の沿岸部は、
 あす昼前にかけて猛吹雪に警戒してください。
 今夜からあす夜にかけての降雪量は、
 後志、上川、留萌地方で最大50センチです。
 道東やオホーツク海側は晴れ間が出るでしょう。

◆あす6日(木)の気温
 日中はプラスの所が多いでしょう。
 札幌は2℃、帯広、釧路は4℃です。
 前日に記録的な大雪となり、除排雪が追い付かない中、
 雪質がもろく、崩れやすくなりそうです。
 屋根からの落雪やなだれなど雪の事故には気を付けて
 危険な場所には近づないようにして下さい。

◆札幌の10日間予報 6日(木)~15日(土)

 7日(金)は、比較的穏やかで、雪まつり日和です。
 週末から週明けにかけて、北風が吹き、吹雪や大雪の可能性がありますので、
 交通機関への影響にも気を付けて下さい。
 来週は、周期的に湿り雪が降りそうです。

◆全道の週間予報 6日(木)~12日(水)
 7日(金)は、雪は弱まる所が多くなりますが、
 週末は、北風系の冬型の気圧配置で、道央圏で雪の量が多くなりそうです。
 なお、道東は晴天が続きますが、積雪がかなり深く、、
 車もスタックしやすくなりますので、不要不急の外出は控えた方が良さそうです。
 雪下ろしも危険ですので、できるだけ控えて下さい。