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【スキージャンプ】52歳“レジェンド“葛西紀明が142m大ジャンプで連覇「この年で勝てるとは…」W杯札幌大会へ弾み

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表彰台で笑顔の男子優勝・葛西紀明選手 女子優勝・岩佐明香選手

 2月1日、大倉山ジャンプ競技場(北海道札幌市)で行われた第36回TVh杯ジャンプ大会。北海道下川町出身の52歳“レジェンド”葛西紀明選手(土屋ホーム)が2年連続で優勝を飾りました。

 1回目、「練習から調子が上がってきていたのでいけるんじゃないかという予感があった」とヒルサイズ(=137m)を5m上回る142mのビッグフライトでトップに立ちます。

 そして、2025年初となる最終ジャンパーとして迎えた2回目。K点(=123m)を越える131.0mをマークし、右手をあげて渾身のガッツポーズ。2位以下に大差をつけて大会連覇を達成しました。

 女子の優勝は北海道札幌市出身の28歳・岩佐明香選手(大林組)。こちらも大会連覇となりました。
 
 ◆TVh杯ジャンプ大会結果
【男子】
優勝 葛西紀明 (土屋ホーム) 258.9(142.0m 131.0m)
2位 小林潤志郎(Wynn.)239.3(131.0m 127.0m)
3位 内藤智文(山形県スポーツ協会)232.6(127.0m 126.0m)

【女子】
優勝 岩佐明香(大林組)202.8(133.5m 119.0m)
2位  佐藤柚月(札幌日大高)189.2 (127.5m 115.0m)
3位  中山和(日本ビール)146.4(110.5m 108.0m)

 ◆試合後 葛西紀明選手コメント
 Q.52歳のシーズン初勝利
「この年で勝てるとは。めちゃくちゃうれしいです。」

 Q.1回目トップで迎えた2回目の心境
「いろいろなプレッシャーがありましたね。連覇というプレッシャー。そして今年初めて最後に飛ぶというプレッシャー。優勝するっていうプレッシャーがすごいんだなというのを感じながら。でも、絶対負けない。負けたくないという気持ちが強かったので良いジャンプができたと思います。」

 Q.2回目131.0m ガッツポーズも飛び出しましたが
「久しぶりにガッツポーズをしたなという感じと逆転優勝されるという悔しさが嫌だなと思ったのでそのうれしい気持ちが出ちゃいましたね。」

 Q.小林潤志郎選手が海外遠征から戻ってきて、W杯メンバーもいる中での優勝
「この自信を次の試合(2月9日雪印メグミルク杯・大倉山)、そしてW杯札幌大会(2月15日・16日大倉山)につなげていけるんじゃないかなと。自信になりました。」

 Q.先週はアプローチのポジションが不安定だという話もしていたが
「まだスピードは出ていないんですけど、(アプローチの)ポジション的には良い位置に乗れているので飛距離も出ているし、風にも乗れているので。ここからもう少しスピードを出さないとW杯では通用しないかなと思っているので、細かい部分を詰めてスピードを出せるポジション、ちゃんと飛べるポジションをつくっていきたい。」

 Q.先週の試合後はしっかり食べた
「焼肉を食べて、ライス大盛り2杯食べました。大変ですよ。(体重を)落とすのが。毎日走らなきゃならないので。」

 Q今はどのくらい走っている
「1月で113kmでしたね。きょうチェックしたら。今日の朝も走ってきました。もちろん。」

 Q.W杯札幌大会の目標は
「去年よりもポイントをとりたいですね。」



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