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【北海道は“リバウンド大雪”!?】少雪から一転!帳尻合わせの雪か あす朝にかけて最大30センチ【菅井さんの天気予報 30日(木)】

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(菅井貴子気象予報士が解説 午後5時40分現在


◆降雪量
 前日から芦別市で40センチ以上、
 深川市、沼田町でも30センチ以上の大雪となりました。
 札幌も今年一番の22センチで、久しぶりに雪かきに追われてしまったかもしれません。

◆きょう30日(木)の気温
 オホーツク海側や道北は、真冬日となりました。 
 南西部はプラスの所が多く、
 最高気温は札幌で2.4℃、苫小牧で4.6℃でした。
 積もった雪がとけた所もあり、路面状況も悪くなりました。

◆予想降雪量(~あす31日朝)
 留萌全域、北空知、中空知、石狩中部・南部、後志全域、利尻・礼文で最大30センチです。
 同じエリアで積雪がさらに増えそうです。
 札幌市内は中央区で5~10センチ、手稲区や北区で20センチ、南区の山沿いで30センチです。
 あす朝も、雪かきが必要となりそうです。

◆あす31日(金)の天気・気温
 日本海側は雪が続き、風も強いでしょう。
 降雪量は10~20センチです。
 道南や十勝地方は冬晴れでしょう。
 最高気温は、前日より2℃前後低い所が多く、
 函館1℃、旭川0℃です。
 風が強いため、体感温度はさらに下がるでしょう。

◆今週末は局地的なドカ雪
 色々な条件が重なる中で、ひとつの理由として
 北海道の内陸部に規模の小さい高気圧ができて
 冷気が周囲に噴出していきます。
 一方、上空は西からの季節風が吹いています。
 札幌など道央圏では、冷気と季節風がぶつかり合い、
 上昇気流が強められます。モクモクと雪雲が発達し、
 石狩~後志地方のどこかで降雪30センチ前後の大雪となるおそれがあります。

◆札幌の10日間予報 31日(金)~2月9日(日)

 2月1日(土)は活発な雪雲がかかれば、30センチ前後の大雪となり、
 2日(日)にかけても積雪が増えるでしょう。
 週末に重なりますが、交通機関への影響にも気を付けて下さい。
 来週は、さっぽろ雪まつりが開幕しますが、合わせるように寒さも厳しくなるでしょう。
 周期的に雪が降り、雪かきが必要な日も増えそうです。
 1月は穏やかな天気で経過しましたが、2月上旬は冬の巻き返しがありそうです。