情報処理の資格試験で『過去に実施した別の問題』を誤って配布…そのまま試験を実施してしまう珍事―受験生徒が終了後に気づき発覚、取り扱いどうするか協議…去年は"受験案内し忘れ"トラブルも 北海道函館商業高
北海道函館商業高校は1月29日、情報処理の資格試験を26日に実施した際、誤って2024年12月8日に実施した別の試験問題を配布してしまい、そのまま試験を実施したと発表しました。
学校側によりますと、誤った試験問題は、情報処理科に通う2年生の生徒14人が受験。
終了後、1人の生徒が問題用紙の日付が「12月8日」と記載されていることに気づき、学校側に報告したことで発覚しました。
学校側では、当日中に生徒たちに謝罪し、27~28日にかけて保護者の家に訪問し、説明と謝罪をしたということです。
試験問題のデータを誤って、12月8日のものをプリントアウトしたのが原因としています。
今後、試験問題を設定する「独立行政法人情報処理推進機構」と、誤った試験問題の取り扱いをどうするか、協議する予定です。
函館商業高校では、2024年9月にも別の情報処理に関する試験を案内し忘れ、生徒29人が受験できない事態が発生していました。
佐藤恵一校長は「誠に申し訳なく、生徒並びに保護者の皆様に深くお詫び申し上げます。再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」などとコメントしています。