“20歳被告の女”記者に事件のきっかけ明かす「『弁償しろ』と言い始めた…服に被害者の血痕がついたとか」少年ら4人を起訴【恋人らによる集団暴行で大学生死亡】<北海道江別市>
北海道江別市の公園で2024年10月に男子大学生が集団で暴行を受けて死亡した事件。札幌地検は16歳から18歳の少年ら4人を強盗致死などの罪で1月15日、起訴した。
【画像】“恋人”“友人”そして“少年たち”…相関図と素顔(写真多数)
強盗致死や詐欺などの罪で起訴されたのは、川口侑斗被告(18)と滝沢海裕被告(18)、16歳と17歳のアルバイト従業員の少年。起訴状などによると、4人は2024年10月に江別市の公園で大学生の長谷知哉さん(20)に暴行を加えて死亡させ、キャッシュカードを奪い現金を盗み出したなどの罪に問われている。
この事件では、長谷さんと交際していた八木原亜麻被告(20)、友人の川村葉音被告(20)もすでに起訴されている。これまでの調べで、4人のうち3人は長谷さんと面識はなかった。
川口被告が率先して暴行を加えるなどした主犯格で、残る5人も共謀して無抵抗の長谷さんを死亡させたとみられている。
執拗な暴行と金品も奪い取る凶悪な事件に発展したきっかけは何だったのか――。川村被告が再びUHBの取材に答えた。
「男が『弁償しろ』と言い始めた。服に被害者の血痕がついたとか、そういうことだと思う」(川村被告)
カードを長谷さんから奪い取り、暴行の最中に暗証番号も聞き出したとされる6人。現場から逃走したあとの様子は――。
「被害者が亡くなったとニュースで出ていて『えっ』と驚いた。その後すぐに男たちと繋がったSNSでグループ通話しても、みんなヘラヘラしていた」(川村被告)
札幌地検は、八木原被告や川村被告に加え、15日に起訴された4人の認否を明らかにしていない。
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UHBでは起訴された特定少年について、個別の事件ごとに実名か匿名かを判断しています。今回の事件では結果の重大性や地域に与える社会的影響などを総合的に検討した結果、実名で報道することにしました。