札幌は雪不足!【北海道の天気 1/14(火)】積雪は平年の半分…帳尻合わせの大雪はある?過去の事例で検証
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分現在
◆きょう14日(火)の気温
朝は冷え込み、富良野はー15℃以下でしたが、
日中は全道的に寒さが緩みました。
最高気温は札幌で4.3℃、江差町で4.7℃など、2月下旬から3月並みでした。
このあとは、上空に強い寒気が流れ込み、急速に気温が下がり、路面はアイスバーンです。
◆予想降雪量(~あす15日朝)
留萌北部、中部、上川北部で最大20センチです。
宗谷地方は、暴風を伴い猛吹雪のおそれがあります。
道北は、積雪が再び増えるでしょう。
札幌市内は、最大でも5センチ以下です。
◆あす15日(水)の天気・気温
上川、留萌地方は、あす夜にかけての降雪量は最大40センチです。
南西部や太平洋側、オホーツク海側は、晴れる所が多くなりますが、
寒さが厳しくなりそうです。
最高気温は、前日より2℃~7℃も低く、
札幌は6日ぶりの真冬日の予想です。
◆札幌の雪は・・・?
14日の中央区の積雪は25センチで、平年の約半分です。
過去に少なかった2007年、2020年を検証すると、
冬後半に何度も大雪に見舞われています。
平年でも積雪のピークは2月下旬ですので、
今冬も油断せず、帳尻合わせのドカ雪に気を付けましょう。
◆全道の週間予報 15日(水)~21日(火)
16日(木)の夜から17日(金)にかけて、
札幌など道央圏でも大雪のおそれがあります。
市内では20~30センチの積雪の可能性があり、今冬一番です。
週末は大学入学交通テストが予定されていますが、
18日(土)も除雪が間に合わないと、
交通機関の遅れなど、影響が出るかもしれません。
19日(日)以降は、全道的に季節外れの暖かさとなりますので、
落雪や路面の悪化にご注意下さい。