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窃盗グループ主犯格の男―3度目の逮捕 弟と知人と北海道内で窃盗繰り返す”被害総額2000万円以上“…手口はバールのようなもので事務所ドア破壊し侵入 引っ越し業者や不動産会社にデイサービス施設が被害

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窃盗グループ主犯格の男を逮捕した北海道警東署(札幌市)

窃盗グループ主犯格の男を逮捕した北海道警東署(札幌市)

 引っ越し業者の事務所に侵入し現金などを盗んだとして、男が逮捕されました。男は北海道の各地で同様の犯行を繰り返す窃盗グループの主犯格で、これで3回目の逮捕となります。

 建造物侵入と窃盗の疑いで再逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む35歳の無職の男です。

 男は2022年7月3日午後7時ごろから4日午前5時ごろまでの間、28歳の弟と30歳の知人の男と共謀して、札幌市豊平区平岸の引っ越し業者の事務所に侵入し、現金約1万3481円と手提げ金庫、通帳、キャッシュカードなど41点(計約9000円相当)を盗んだ疑いがもたれています。

 警察によりますと、男らはバールのようなもので出入口ドアのガラスを破壊し、鍵を開錠して侵入していました。

 調べに男は「間違いありません」と容疑を認めています。

 35歳の男は窃盗グループの主犯格で、約2年間逃亡していましたが、恵庭市のデイサービス施設に侵入し現金入りの金庫を奪ったとして、2024年11月に逮捕。さらに、苫小牧市の不動産会社に侵入し現金やゲーム機などを盗んだとして同年12月に逮捕されています。共謀した弟ら2人は2022年に逮捕されていました。

 この窃盗グループの余罪はあわせて75件、被害総額は約2100万円とみられていて、警察が詳しい調べを進めています。