2025年裁判の行方は…【ススキノ首切断】世間震撼させたネオン街での事件「そのくそアマを熟女系の風俗にでも売り飛ばせ」「てめえら殺してやる」異常な“瑠奈ファースト”の果てに
「そのくそアマを熟女系の風俗にでも売り飛ばせ」裁判でみえてきた“いびつな家族関係”「お嬢さん」と呼び「私は奴隷です」と誓約書-異常な『瑠奈ファースト』
6月に始まった母親の浩子被告の裁判。浩子被告は一貫して無罪を主張した。
「頭部の存在を気付いたのは家に持ち込まれた後。とがめることができませんでした。遺体を遺棄することを容認したのは違う。娘から撮影を求められたが具体的な内容を言われていないので何を撮影するのか、わかりませんでした。助けを求める気持ちで夫に依頼しましたが犯罪を助ける気持ちは一切なかった」(浩子被告)
さらにその後の裁判では、いびつな家族関係も浮き彫りとなった。
「あんたもそのくそアマもよ、どっちもよ。熟女系の風俗にでも売り飛ばせばいい」
「とっとと売れや、そのくそアマをよ」(瑠奈被告)
これは瑠奈被告が両親に放った言葉だ。浩子被告は瑠奈被告のことを「お嬢さん」と呼び、「私は奴隷です」などと誓約書を書いていた。
裁判では、父親の修被告も証人として出廷。
瑠奈被告が、キャリーケースから小ぶりのスイカくらいの大きさのものが入った黒い袋を取り出した際の話。
「それ何?」(修被告)
「首。拾った」(瑠奈被告)
直接、頭部を見ていなかった修被告と浩子被告は当初、「まさかね」とやりとりをしたという。
その後、修被告が瑠奈被告から遺体の一部が入った小瓶を見せられ、そこで娘が男性を殺害して首を持ち帰ったことを確信したという。
「通報はしなかったのか」(弁護人)
「すぐにでも逮捕されると思った。私の手で警察に突き出すのは娘を裏切ることになる」(修被告)
「瑠奈ファースト」とともいえる、一家全体が瑠奈被告の支配下にあったことが伺えた。
瑠奈被告の音声データ 裁判で初めて公開「とっとと消えろ、てめえらを殺してやる」法廷に響き渡る“娘の絶叫”
「とっとと消えろ、てめえらを殺してやる」「ずっとそう思って生き延びてんだよ」(瑠奈被告)
10月1日に開かれた4回目の浩子被告の裁判で公開された瑠奈被告の音声データ。裁判で弁護側が証拠として提出した。
「あそこのクリニックだと、クリニックではもうそのレベルだとうちでは対応できないのでというふうに言われる」(修被告)
「うー!」(瑠奈被告)
「予約を入れます」(修被告)
「私は復讐する、私はお前を殺す、お前が私を殺す、私はお前を殺す、お前はどちらを選ぶ?」(田村瑠奈被告)
「I don't kill any(私はだれも殺さない)」(修被告)
弁護側はなぜ、この音声データを提出したのか。
専門家は「今回音声データを公開したことについては、弁護側として背景立証の補足として瑠奈被告の異常性を出すという趣旨だったのではないか」と指摘している。