雪深い山中から救急車に運ばれるまで“6時間以上”… スノーモービル事故で41歳男性が死亡 消防もたどりつけない国道から7キロの場所で沢に転落 北海道倶知安町
12月13日午前、北海道倶知安町で起きたスノーモービルの事故で41歳の男性が死亡しました。
13日11時30分ごろ倶知安町山梨の山林で、男性3人がそれぞれスノーモービルを運転していた際、そのうちの1人、札幌市の会社役員・門間弘志さん(41)が持っていた無線に応答しなくなりました。
ほかの2人が周辺を捜したところ、4メートル下の沢に転落しスノーモービルの下敷きになっている門間さんを発見。
2人は門間さんを引き出しましたが、意識がなかったため心臓マッサージをするとともに110番通報しました。
消防などが駆け付けましたが、現場は門間さんたちが入山した国道の駐車場から7キロほど山に入った場所で、消防のスノーモービルでは性能が低くたどりつけなかったということです。
そのため消防隊員がほかの男性のスノーモービルに同乗して現場にたどりついたのは約3時間後の午後2時30分ごろで、門間さんが入山地点に来た救急車に運ばれたのは6時間以上後の午後6時ごろでした。
その後、門間さんは死亡が確認されました。
警察で事故の原因を調べています。