【ファイターズ】今季大活躍!次世代担う“ミレニアム世代”の現在地
・野村佑希 (4800万円→4300万円)
56試合 2本塁打 9打点 2盗塁 打率.210
好調だったチームとは裏腹に波に乗れない結果に終わった野村。それでも、ファン感謝イベントでは新庄剛志監督から来季の開幕4番に指名され、本人も「ここまでチャンスをもらえることもなかなかないですし、やるしかないと思いました」と来季へ向けた覚悟は固まっているようだ。2023年には13本塁打を放った長距離砲は、来季復活を目指す。
・奈良間大己 (1200万円→1700万円)
90試合 7打点 2盗塁 打率.180
明るいキャラクターでファンに愛され、今季は“勝利の一丁締め”が定着した奈良間だが「一言でいえば悔しいシーズンでした」と契約更改では胸の内を明かした。堅実な守備に定評があるが、「二塁打、あるいはHRをたくさん打ちたい。長打力を上げていきたいです」と課題の打撃を向上させ、レギュラー獲得を目指す。
・水野達稀 (950万円→3000万円)
105試合 7本塁打 37打点 9盗塁 打率.220
今季は飛躍のシーズンとなった水野。キャンプでアピールに成功し、開幕戦で「7番・ショート」で出場。その後、ケガで離脱した時期があったものの、堅実な守備と勝負強いバッティングで存在感を発揮。チームをリーグ2位に押し上げた原動力となった。水野はシーズン前には妻の妊娠が判明。「今年は本当にクビも考えていた年だったので、"やったろう"という気持ちがありました」と、家族のためにも背水の陣で臨んだ1年だったと語った。そして、9月には長男が誕生。「人生が変わった1年でした」と語り、公私共にターニングポイントとなった充実の1年を振り返った。
・万波中正 (8000万円→1億6500万円)
136試合 18本塁打 60打点 2盗塁 打率.252
1億円の大台を突破し、一流選手の仲間入りをした万波。7年目での1億円到達は、球団高卒野手では中田翔、西川遥輝に並び最速タイとなった。守備では12球団トップとなる11捕殺を記録し、2年連続のゴールデン・グラブ賞を受賞。ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦では、最終回に起死回生の同点ホームランを放つなど、2年連続でチームの主力として活躍した。