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【ファイターズ】毎年恒例!大渕隆スカウト部長の愛情たっぷり新入団選手紹介「2024年度新入団選手ウエルカムイベント」

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 背番号35 ドラフト3位 浅利太門(たもん)投手 右投右打 明治大学


 「186cm、88kg、真上から投げ下ろす角度のある直球と落ちる球で三振が奪える、いわゆる本格派、ど真ん中の投手です。

 アマトップクラスの潜在能力だと誰もが評する一方で、ドラフトイヤーの今年は防御率3.21、イニング以上の四球を出すなど不調でした。実質、戦線から外れる屈辱も味わいました。

 それでも持ち前の研究熱心さでフォームを修正し、秋のシーズンには見事、四球を減らし防御率0.84、奪三振率は15.2とまっすぐで空振りをとれる本来のスケールが大きな投球を取り戻しました。

 特にドラフト指名された以降の試合では、気が楽になったのか6打者中4人を三振に取るなど、堂々としたその投球は来シーズンが非常に楽しみです。地道なトレーニングを通じて、休まず続けて出たこの結果。

 ドラフト前の調査書には彼らしい努力についての記載があったので紹介します。
『私にとってプロ野球は人生の目標であり希望、努力の象徴です』どうぞ、この気持ちで頑張ってください」

 背番号62 ドラフト4位 清水大暉(だいき)投手 右投右打 前橋商業高校


 「昭和の人気野球漫画「タッチ」のモデルとなった前橋商業高校からスケール感あふれる右の本格派投手がやってきました。今や190cm以上の投手は珍しくないのですが、体重96kg、骨格が太く肉付きの良いこの身体はすでにトップ選手と見間違うほどで、今年の高校生ナンバーワンのアスリート体形だと私は思います。ご覧の通り、ユニホーム姿が非常に映えています。

 もちろん投球はまだまだ未熟ではありますが、直球は最速149キロ、曲がりの良いカーブ、フォークも持っており、将来は先発ローテーションを担ってほしいと期待しています。

 心配なのは、あまりにもマイペースなところでしょうか。

 ドラフト直前、我々がブルペン投球を視察に行った時、すでに雨が降り出しているにも関わらず、ルーティーンに集中してばかりで、なかなか投げてくれない時には、我々と縁がなくなるのではないかとヒヤヒヤしました。

 とはいえ、マイペースさは投手には重要な武器になるはずです。自分の速度で着実に、まだエスコンフィールドに戻ってきてください」