本土最東端の地で『謎のリンゴ』…7~8年前から実がつき始め「今年になって急に大きくなった」 “真冬の根室市”で何が起きている?一体どこから? 北海道
2023年8月、根室市では最高気温の月平均が観測史上最も高い24.7度を記録。
歴史的な暑さが続き、コンブ漁にも影響がでています。
月の平均気温では、9月から11月までの小樽と根室の気温差は、ここ2年では2度前後で、船山さんは夏の暑さも加わり、リンゴが成長したのではないかと見ています。
では一体このリンゴは、どこから来て、何の品種なのでしょうか…
「種をまいてそこから芽が出てそれが実をつけだしたのではないかというのが、1つの考え」(北海道立総合研究機構 作物開発部 吉田昌幸さん)
鳥か人間がまいた種から成長した可能性があるといいます。
さらに!
「(リンゴは)種から出たものは親の品種とは、別のものになってしまう。世界中でたった1つの品種というか系統になりますね」(吉田さん)
謎に包まれた根室で見つかったリンゴの木。
今後も、ますます実をつけることになるのでしょうか。