市民の足はどうなる?札幌圏のバス運行 12月1日から計329便【↓】と27年ぶりの運賃【↑】 札幌市は2025年度から事実上”赤字の全額補助”を検討
止まらない減便ドミノに札幌市は…
札幌市に支援策はあるのでしょうか?
市はこれまで最大で年間26億円の補助金を出していましたが、関係者は「26億円はコロナ禍の追加支援金が含まれている。今は足りない」と指摘。
さらなる支援を求める声に秋元市長は…
「住民の皆さんの足を確保していくことにこれまで以上に力を入れていかなければならないと思っている」(秋元克広市長)
秋元市長の言葉通り、市は2025年度からバス会社への補助制度を見直します。
一部の場合を除き、バスを運行する経費から運賃収入を引いた額を交付し、事実上、赤字分を全額補助する方針です。
専門家は…
「単独の(バス)会社でやれることは、かなりやり尽くしている。(赤字を)全額補助する、これは間違ってない判断だと思っている。それがやれていない県庁所在地クラスの自治体もまだまだある」(福島大学 吉田樹教授)