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【衆院選】「政治とカネ」クローズアップの選挙戦 裏金問題に厳しい審判…自民は逆風で過半数割れ 立憲が大躍進 政権の枠組み流動化で1次産業・専門家の受け止めは

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進展のない北方領土問題に焦り

北方領土の元島民は領土問題に焦り

北方領土の元島民は領土問題に焦り

 また、北海道内の大きな課題のひとつが北方領土問題。進展がなく、元島民は焦りを見せています。


 「北方領土返還運動に、これからの若い人たちがどう向き合ってくれるのか」(元島民 角鹿泰司さん)

 元島民はおよそ5千人で平均年齢は89歳。終戦後に7割以上が他界していることから、早期の解決を期待します。

 「北海道は立憲の野党の人が多くなった。根室、北方領土の状況を勉強してほしい」(元島民 角鹿泰司さん)

選挙結果が北海道に与える影響は…

北海学園大学 山本健太郎教授

北海学園大学 山本健太郎教授

 政治とカネの問題で自民党に吹き荒れた逆風。立憲民主党が躍進しましたが、この結果が道内にもたらす影響を、専門家はどう見ているのでしょうか。


 「一気に世代が若返り政権中枢との距離感ではやや不安もぬぐえない。北海道の利益を中枢に反映していくルート深刻な問題として残ってくるかも」(北海学園大学 山本健太郎教授)

 与党が過半数に届かなかったことから、新たな政権の枠組みにも注目が集まります。

 「じり貧の石破政権がダラダラと続くのが現実的にありそうなシナリオ。決められない政治の方向に向かってしまう可能性を非常に懸念。ちょっと辛抱しなければいけない。その覚悟は決めておいた方がよさそう」(北海学園大学 山本健太郎教授)

 果たして北海道、日本の未来の形は…。