ネット閲覧中によくある『ウイルス感染』のインチキ表示 70代男性はビックリしてしまい表示された電話番号に慌てて連絡 ウイルス除去費用として3万円分だまし取られる
パソコンがウイルスに感染したというウソの表示にだまされ、70代の男性が電子マネー3万円をだまし取られました。警察は架空料金詐欺事件として調べています。
10月22日、北海道日高地方に住む70代の男性が自宅のパソコンでインターネット上の動画を見ていたところ、画面上に「ウイルスに感染している」という内容の表示されました。
男性が表示されている電話番号に連絡したところ、パソコンソフトウェア販売会社の社員を名乗る男から、ウイルス除去費用を電子マネーで支払うように言われ、近所のコンビニで3万円分の電子マネーを購入。
男の指示でパソコンにインストールしたアプリを通じ、電子マネーの番号を伝えたところ「エラーになった。現金書留で3万円を返金するので、今度は6万円分購入してほしい」と言われました。
不審に思った男性は「詐欺かもしれないので相談したい」と警察に通報。
警察に自宅のパソコンを調べてもらったところ、特にウイルスに感染している様子はなく、詐欺被害にあったと判明しました。
警察は「不審な要求には応じず警察に通報してほしい」「詐欺の相談は警察相談専用電話“#9110”まで」と注意を呼び掛けています。