“ワインのマチ・余市”が世界的銘醸地のフランス・ブルゴーニュ地方「ジュヴレ・シャンベルタン村」と連携協定で合意 共同マーケティングも―北海道
ワイナリーが急増している北海道余市町が、世界的なワインの銘醸地で、フランス・ブルゴーニュ地方の「ジュヴレ・シャンベルタン村」と連携協定を結ぶことで合意しました。
締結式は来年2月。生産者の交流により栽培や醸造技術の向上させるとともに、国内外に向けた共同マーケティングを展開する計画です。
余市町内には19軒のワイナリーがあり、おととしには世界的老舗ワイングラスメーカー「リーデル」と包括連携協定を締結。“ワインのマチ”として、知名度を上げています。
ジュヴレ・シャンベルタン村との協議を進めてきた斉藤啓輔町長は「両地域の生産者同士が栽培や醸造技術を相互に高め合う絶好の機会。国内外に向けた共同マーケティング戦略を進める大きな一歩」と展望を語りました。
文化交流にも触れ「観光や地域振興の面でも多くの可能性が広がることを期待しています。新興のワイン産地として、この歴史的な協定を機にさらなる成長を目指し、世界に向けてその魅力を発信してまいります」とコメントしています。