【行列のサンドイッチ専門店】食材高騰に立ち向かう行列店に密着 進化する「サンドリア」驚きの秘策とは
夜のつまみとして人気の「油淋鶏(ユーリンチー)」は、250gで250円。
実はこれ、ザンギに使う鶏肉の切れ端。「ザンギサンド」としてパンに挟むので厚さを均等にする必要があり、鶏肉の半端な部分が出ます。それをアレンジして「油淋鶏」として販売しているんです。
土日のお昼に販売されることが多いそうです。
10月12日、サンドイッチ店で販売されていたのはお米でした。
新篠津村の青年部がこの場所を借りて農作物を販売しており、社長は場所を貸す代わりに食材をタダで手に入れているそうです。
この日は新篠津村で採れた旬のさつまいもをもらい、「おさつサンド」として販売(※当日のみ限定販売)。生産者も「安納芋の黄色が良い」と絶賛していました。
さらに、10月29日からはハロウィン限定のサンドイッチも登場予定で、紫色のじゃがいも「シャドークイーン」を使ったものです。
「シャドークイーン」は原材料費を抑えるために、社長自らが生産・収穫しているそうです。(※今年は不作の為、生産者から購入する予定)
そして、驚くべき構想が進行中です。
屯田店の2階にパン工場を新設し、来年から稼働する予定です。
今はパン店に専用のパンを作ってもらっていますが、自分たちでパンを焼くことで原材料費を大幅に削減できるのだそう。
「今のサンドイッチの値段を変えずに、これがうまく稼働すればいけるんじゃないか」と、来年・再来年に向けた勝負が続いています。