“酒気帯び運転”の中学校教師 懲戒免職に…二日酔いの常習犯? 報告しなかった校長も処分「前日にワインとウイスキー」午後1時でも基準値の3倍のアルコール検出―北海道
北海道教育委員会は10月10日、酒気帯び運転で罰金刑となった中学校教師を懲戒免職処分にしました。
処分を受けたのは、北海道新篠津村の新篠津中学校に務める男性教師(39)です。
男性教師は2月3日、恵庭市内で自家用車を運転中雪山に乗り上げました。
駆け付けた警察官が男性教師の呼気を調べたところ、基準値の3倍のアルコールを検出。酒気帯び運転で検挙されました。男性教師は8月8日付で罰金30万円を支払っています。
前日にワインとウイスキー…二日酔いで部活の大会へ
道教委によりますと、男性教師は前日にワイン360ミリリットル、ウイスキー400ミリリットルを飲んでいました。
二日酔いのまま、朝から恵庭市の部活の大会に自家用車で向い、帰る際、午後1時すぎに雪山に乗り上げました。
男性教師の車に生徒は乗っていませんでした。
二日酔いで車を運転 ほかにも…
道教委の聞き取りに、男性教師はほかにも数回二日酔いのまま車を運転していたと話しています。
ほかにも男性教師が二日酔いで出勤していたのを校長が把握しながら、教育委員会に報告していなかったとして、減給2か月(給料の10分の1)の懲戒処分となりました。