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「肉眼でもうっすら見えます!」あと数時間か…夜空を赤く染める“低緯度オーロラ” 北海道各地で観測

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名寄市で撮影された低緯度オーロラ(午後8時40分ごろ10秒間露出で撮影、提供 なよろ市立天文台)

名寄市で撮影された低緯度オーロラ(午後8時40分ごろ10秒間露出で撮影、提供 なよろ市立天文台)

 10月8日夜、北海道各地で空が赤く染まる「低緯度オーロラ」が観測されています。

 北海道の北部、名寄市のなよろ市立天文台は10月8日午後8時40分ごろ、撮影しました。

 天文台の担当者によりますと、8日は昼過ぎから磁気嵐が発生。肉眼では見るのは難しいですが、暗くなるにかけて、積丹やオホーツクなど北海道内の広い範囲でオーロラの撮影に成功しています。

 「低緯度オーロラ」とは、北の空の地平線付近の空がうっすら赤く光る現象です。太陽フレアにともなう磁気嵐で、普段より南の地域でオーロラが発生。その上部の赤い光が地平線付近で見られます。

 「肉眼でもうっすら見えます!」など、SNSでも目撃情報が次々と投稿されています。

 磁気嵐は徐々に収まる見込みで、オーロラを楽しめるのは残りわずかの時間となりそうです。