北海道庁の敷地内にエゾシカが立てこもる　赤れんが庁舎前庭の池付近から動かず　警備員などによる監視続く　交通量の多い札幌市のド真ん中　外に飛び出せば車との衝突危険も

　札幌中心部にまたシカが現れました。シカが現れたのはJR札幌駅にも近い道庁赤れんが庁舎の前庭です。

茂みの中に隠れるシカ

　4日午後3時ごろ、警備員から「シカがいる」と道に連絡がありました

　そして午後5時ごろには庭の中にある小さな島にいるのが確認されました。

　シカは茂みの中にいるとみられ、角が生えていることからオスのシカとみられます。

　池の周りでは、警察や道の職員らが警戒し見守っています。

　道庁赤けんが庁舎の前庭では10月5日に子ども向けのイベントが予定されています。

連日シカの目撃が相次いでいる　同一個体の可能性

　シカがこのまま居座るようだと開催にも影響が出る可能性があり、５日朝に最終判断するということです。

　このあと4日午後9時の閉門まで警戒を続け、その後は交代制でシカを見守るということです。

　シカとの衝突事故は夕方から夜に多く発生します。近くを通行する場合は十分な注意が必要です。