料理のプロが伝授 SNSで話題の「置き弁」簡単おいしい冷凍ストック ポイントは水分コントロール パスタから三色弁当までレシピも紹介【ラクカジ】

副菜はブロッコリー

　一緒に冷凍・解凍できる副菜は、「ブロッコリーの塩レモン蒸し」。

　ブロッコリーはゆでると水分を含みすぎてしまうので、フライパンで3分ほど蒸し焼きに。

鍋の中で味つけ

　蒸し焼きなら鍋の中で味付けができるので、時短にもなります。

　パスタと一緒に、冷凍・レンジ加熱が可能な容器に詰めたら完成です。

焼きさば置き弁

ほんのひと手間で絶品

　続いては、焼きさば弁当。

　魚を食べてほしいちおりママの愛情たっぷりなお弁当です。

　魚はお弁当で出すと「あれ？食べてくれた」ということもあるようです。

小松菜は炒めるのがポイント

　まずは小松菜の混ぜごはんから。

　小松菜（1/2袋）は、ゆでずに炒めるのがポイント。

　みりん小さじ2、顆粒だし小さじ1、酢小さじ1/2、砂糖少々で味付けしたら、塩小さじ1/4と白いりごま大さじ1とともに、炊いたご飯に混ぜるだけ。

サバも水分が飛びにくいよう厚めに切る

　続いて使うのは、塩サバの切り身。

　野菜と同様に水分が飛びにくいよう、少し厚めに切って焼き目がつくまで焼きます。

　ご飯がべちゃっとしないようにしっかり余分な油を拭きとったら、酢小さじ1、砂糖小さじ1、しょうゆ小さじ1/2で味付け。

卵にはマヨネーズと砂糖を

　合わせるおかずは卵焼き。冷凍してレンジで加熱するのは難しそうですが…。

　卵にマヨネーズと砂糖を入れて焼くと、マヨネーズの油分と砂糖の保水効果で全体的にしっとり、再加熱のときにパサつかなくなって、冷凍してもふんわりおいしい卵焼きができるんです。

　小松菜の混ぜごはんの上にサバと卵焼きをのせれば完成。

定番！3色そぼろ置き弁

お弁当の定番3色丼

　お弁当の定番3色丼も。

　鶏そぼろは水分をしっかり飛ばす。小松菜はゆでずに蒸し焼きにしてから炒める。炒り卵にはマヨネーズと砂糖を加える。

　ちおりさんの置き弁テクニックを使えば、3色並べた状態で冷凍して、レンジで解凍できるんです。

冷凍にもひと工夫

金属製のトレーで早く凍らせるのがポイント

　冷凍するときも、ひと工夫。

　粗熱が取れたらなるべく早く凍らせることがおいしさを保つポイント。

　アルミやステンレスのトレーに入れて冷凍庫に入れると、早く凍るので鮮度を保てるそうです。

カチカチのままレンジに入れてみると…

　カチカチに凍った置き弁は、食べる日の朝に、冷蔵庫で解凍させておくのがオススメだそうですが、あえて冷凍状態からレンジで一気に解凍してどうなるのか試してみました。

サバはしっとり卵はプルプル

　サバはしっとり、卵はまるで出来立てのようにプルプル。パスタもプルッとしっかり水分を保っていました。

　置き弁ストック。ぜひ試してみてください。