獣医師として働く“4人兄妹のママ” 「人生の見方がガラッと変わって広い視野に」悲しみに暮れる人を癒す仕事を 新たな目標に向けて【ママドキュ】
豆腐は一度塩ゆでして煮崩れ予防。
豚挽肉とみじん切りにした玉ねぎを炒めて、味付けはコクと甘みがある味噌・甜麺醤を使うのがポイント。
水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。
そしてもう1品は、忙しい日に大活躍の、焼くだけの餃子。
ギュウギュウになりがちな冷凍庫ではなく、冷蔵庫にストックできるチルドタイプがお気に入りなようです。
野菜は作り置きしたひじきのサラダで補います。
ますみさんには今、新たな目標があります。それは悲しみを癒す仕事をすること。
そんな目標を与えてくれたのは、ダウン症の長男ゆうきくんでした。
ゆうきくんを出産した当初は、わが子がダウン症だということをなかなか受け入れられずにいたというますみさん。
「障害のある子だなって見られるというのもあのときは。ダウン症の子って顔ちょっとわかるじゃないですか。なんでベビーカー前に向いてんだろう…『あの人今気づいたよね…』みたいな。すごい小さい世界で今となってはあのときの自分に言ってあげたいんですよ。ほんと楽しいからって。楽しいしかわいいからっていうのは」と話すますみさん。
かわいいかわいい赤ちゃんの時期。
悲しみに暮れて子育ての楽しさを味わえなかった後悔。
「この子が来たことによって得られたもの。自分の人生の見方がもうガラッと変わって。すごい大きな広い視野になった感じがしたんですよね。それがすごいきれいな世界で、優しい世界で。障害児のお母さんだったりとか、すごく今悲しみに暮れている方の(気持ちを)切り替えるきっかけを作る仕事ができないかなと思って」と、同じような人の悲しむ時間を少しでも短くしたいと意気込んでいます。