【知床観光船沈没事故に動き】捜索ボランティアが事故現場近くで“デジタルカメラ”発見 発見場所は船長の遺体が見つかった近く 北海道
北海道知床沖で観光船が沈没した事故で、捜索ボランティアが8月15日、羅臼町に戻り、知床半島で発見したデジタルカメラを持ち帰りました。
2022年、知床沖で観光船カズワンが沈没した事故では現在も6人が行方不明のままです。
事故直後から捜索を行っている、羅臼町の漁師・桜井憲二さんたちは今年も8月13日から半島先端を捜索しました。
一行は今回の捜索で知床岬の西側にある啓吉湾でデジタルカメラを発見し、15日午後、持ち帰りました。
発見場所は船長の遺体が見つかった近くだということです。
「(カメラの)SDカードがもしもいきていて、被害者のものであれば(といいなと)思ってる」(捜索ボランティア 桜井憲二さん)
桜井さんたちは、過去に遺体や遺骨が見つかった場所で手を合わせたということです。