銭湯の入浴料金3年連続で“値上げ”へ 大人は10円値上げし500円の大台… 審議会答申 物価高騰や人件費の適切な水準化により避けられない値上げ 北海道
銭湯の入浴料が3年連続で値上げとなる見通しです。
公衆浴場の入浴料を検討してきた北海道の審議会は8月9日、銭湯の大人料金を10円値上げするよう北海道に答申しました。
銭湯の利用者や経営者、専門家などが参加して開かれた審議会で、銭湯の大人の入浴料を10円値上げする答申をまとめました。
これによりますと、大人は現行の490円から500円となりますが、12歳未満は現行のまま据え置かれます。
北海道は燃料費などの高騰で2023年、大人料金を2年連続で値上げしました。
今回は物価高騰に加え、人件費の適切な水準化が必要だとして値上げは避けられないとしています。
銭湯の入浴料は知事が上限額を指定することになっており、この答申をふまえ正式に決定すれば10月から値上げとなる見通しです。