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高級品"本マグロ"手に取りやすくなる!? 日本は漁獲枠拡大を提案…大型魚で1.5倍に 提案2.3倍は下回る 資源管理めぐる国際会議で

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 本マグロと呼ばれ、お寿司などで人気のクロマグロ。

 資源管理を話し合う国際会議が北海道釧路市で開かれ、日本の漁獲枠が2025年以降増えることになりました。

国際会議には26の国と地域が参加

国際会議には26の国と地域が参加

 7月10日から釧路市で開かれていた国際会議。

 26の国と地域が参加し、太平洋でとれるクロマグロの漁獲枠などを話し合ってきました。

 その結果、2025年以降、日本の漁獲枠を増やすことが決まりました。

日本の漁獲枠を増やすことが決定

日本の漁獲枠を増やすことが決定

 30キロ以上の大型魚はこれまでの1.5倍の8421トン。

 30キロ以下の小型魚は1.1倍の4407トンとなります。

 ただ日本は資源量の回復を背景に、大型魚で約2.3倍の増枠を求めていたため、提案を下回るかたちになりました。

 「(漁業の)現場で苦労している声を反映させるべく日本は最大限の(増枠)提案をした。(議論の)結果としてこうなったとご理解いただきたい」(水産庁資源管理部 福田工審議官)

刺し身や寿司ネタとして人気が高い

刺し身や寿司ネタとして人気が高い

 本マグロとも呼ばれ、刺し身や寿司ネタとして人気の高いクロマグロ。

 漁獲枠の増加に水産関係者は…。

 「今後増えて、安くなってお客さんにたくさん提供できたらと考えています」(鮮魚店 まるいち佐藤商店 鈴木貴さん)

 漁獲枠は12月に正式決定し、2025年1月から適用されます。