高級品"本マグロ"手に取りやすくなる!? 日本は漁獲枠拡大を提案…大型魚で1.5倍に 提案2.3倍は下回る 資源管理めぐる国際会議で
本マグロと呼ばれ、お寿司などで人気のクロマグロ。
資源管理を話し合う国際会議が北海道釧路市で開かれ、日本の漁獲枠が2025年以降増えることになりました。
30キロ以上の大型魚はこれまでの1.5倍の8421トン。
30キロ以下の小型魚は1.1倍の4407トンとなります。
ただ日本は資源量の回復を背景に、大型魚で約2.3倍の増枠を求めていたため、提案を下回るかたちになりました。
「(漁業の)現場で苦労している声を反映させるべく日本は最大限の(増枠)提案をした。(議論の)結果としてこうなったとご理解いただきたい」(水産庁資源管理部 福田工審議官)