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みんな大好きな本マグロ 水揚げ増えるか? クロマグロの漁獲枠など話し合う国際会議が北海道釧路市で始まる 資源回復で日本は枠の倍増を提案

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 太平洋でとれるクロマグロの資源管理について、7月10日から国際会議が始まりました。

 会議の舞台は、釧路市です。

 日本は大型マグロの漁獲枠を倍増するよう提案しています。


 釧路市民の台所、和商市場。

 新鮮な魚介類が並び、自分の好きなネタをどんぶりに盛り付ける「勝手丼」が名物です。

 中でも人気のネタは…

 「海鮮丼には欠かせないみんな大好きなマグロです。歯ごたえあり、さっぱりしていて、とてもおいしいです」(田中 うた乃 記者)

 世界有数のマグロの消費国・日本。

 中でもクロマグロは「マグロの中のマグロ」という意味で「本マグロ」とも呼ばれ、最高級品とされています。

 このクロマグロの漁獲枠などを話し合う国際会議が7月10日から釧路市で始まりました。

 日本を始めアメリカや韓国、台湾など26の国と地域が参加しています。

 太平洋でとれるクロマグロは一時、乱獲などで資源量が大きく落ち込んでいましたが、各国で漁獲量の上限が設けられ、現在は回復しつつあります。

回復しつつあるクロマグロ

回復しつつあるクロマグロ

 この状況を踏まえ、日本は今回の会議でクロマグロの漁獲枠を増やすように提案しました。

 30キロ以上の大型のマグロは今の2.3倍、30キロ未満のマグロは30%増やすことを求めています。

 ただ、厳格な資源管理を求める国もあり、各国の合意は見通せていません。

 会議は7月16日まで行われます。