夏の風物詩“ホタル”-どこでみられる? 札幌市の都心部から約7キロの場所に『ホタルの小川』 圧巻の1000匹超が幻想的に彩る沼田町の『ほたるの里』 長い年月をかけて住民が水辺を整備 北海道
札幌市でも見ることができたホタル。さらに、こんな町も。
「見てください、あれ。カントリーサインがホタルですよ」(安野ディレクター)
人口約2800人、空知地方の沼田町です。
町役場の時計はホタルをイメージ、町内には「ほたるの里」という広大な敷地があり、ホタルの名がつくキャンプ場に、温泉宿も。
あんどん祭りが有名ですが、実はホタルの名所でもあるんです。
「最大で昨年でいうと、1400匹ほど飛んでいた」(沼田町観光協会 高橋光一さん)
1990年ごろ、沼田町でもホタルの減少を危惧した町民たちが、水辺を整備し幼虫の放流を続けてきました。
その甲斐もあり、今では毎年ホタル目当ての観光客が1万人以上訪れます。
沼田町一押しの1000匹を超えるホタルが飛び回る光景とは。
「四方八方いるじゃないですか」(安野ディレクター)
この日確認されたホタルはなんと約1800匹。
360度ホタルが飛び交う幻想的な世界に思わずため息がこぼれます。
「キレイだった」(深川市から訪れた人)
「初めて見て感激した」(札幌市から訪れた人)
夏の夜を彩るホタル。今がまさに見ごろです。