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“理想の保育園を作りたい”保育士から経営者に転身 「クローバー」田中雅世さん #BOSSTALK

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一生涯の支援が目標 「熱意と将来性を応援したい」の言葉に奮起

建築士さんへの感謝

建築士さんへの感謝

――子どもから社会につながるところまでを一つの流れとして、お世話できる施設をそろえている感じですね
一つの事業では対象年齢になったら終わりになることが多いのですが、悩みがあったときに相談を受け、必要なときに利用できる長い期間、関わることができる施設を作りたいと思っています。

将来的には、生まれてお亡くなりになるまでの一貫した支援ができたらいいなと考えており、今後は障害者の就労支援施設、高齢者の施設も作りたいと考えています

――ボスとしてどういうところを心がけていますか?
私自身は経営者や社長になりたかったわけはありません。自分で理想の園を作りたいと思ったときから、本当にいろんな方々に支えられ、利用者さん、大切なお子さんを預けてくださっている保護者の方、働いてくださるスタッフの方々には本当に感謝をしています。

不動産会社さんなどにもご協力いただいており、すべての方々と、すべての今の環境にすごく感謝をしております。

――まず箱(建物)が必要ですね、そこって大切ですね。
建築する際、いろいろな建築士さんに連絡をしましたが、ほとんどは門前払いでした。(唯一、応じてくれた)建築士さんにどうして私の工事を請け負ってくれたのか、尋ねたことがあります。

最初は小さな工事で、信用もなく、実績もない私なのに、建築士さんが「(あなたの)熱意と将来性を応援したい気持ちがすごくあって、工事を請け負ったんだよ」って言ってくれました。

すごくうれしくて、大きな工事をお願いして恩返しすることが私のできることと考え、この工事会社のため、この建築士さんのためにも事業を増やしたいと思いました。

世代を超えた住民が支え合うまちづくりの構想も

世代を超えたコミュニティを作りたい

世代を超えたコミュニティを作りたい

――これから先、どういった未来を描いていますか?
本当に生まれたときから亡くなるまで、一貫した支援をしていきたいと思っています。今後、展開したい障害者支援や高齢者支援を合わせて、今の保育事業と一緒に一つの地域にそういったコミュニティーがあればいいなと思っています。

おじいちゃん、おばあちゃんが小さい子の面倒を見てくれ、赤ちゃんや子どもが大先輩であるおじいちゃん、おばあちゃんから、いろいろなことを教わることができるのではないかと思います。

そんな地域コミュニティー、小さなまちづくりができる場所が作れたらいいなと思っています。


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