「パソコンが異常な状態」ネット広告のクリックきっかけに60代男性が500万円だまし取られる… 表示された電話に出たのは「マイクロソフト社」名乗る片言の男
北海道留萌市に住む60代の男性が、インターネット上の広告をクリックしたことをきっかけに約500万円をだまし取られました。
警察によりますと7月6日、男性がインターネット上の広告をクリックした際「パソコンが異常な状態で、回復する必要がある」と表示されました。
男性が記載されていた電話番号にかけると「マイクロソフト社の社員」を名乗る片言の日本語を話す男が出て、パソコンを正常化させるためにソフトのインストールを促されました。
男性が指示通りに操作を行うと、パソコンを遠隔操作され男性のインターネットバンキングにつながりました。
男から「機能が正常になったか確認するのに、番号を入力してください」などと言われ、男性は指示通りに入力。
その後、男性が不審に思い、自身の通帳を記帳したところ、2回にわたり計約500万円が振り込まれていて、だまされたことに気づいたということです。
警察は詐欺事件として調べています。
警察では、不審に感じたら詐欺相談などができる警察専用相談電話「♯9110」に連絡するように呼びかけています。