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一斗缶を白く塗ってつくった速度違反自動取締装置「ダミーオービス」も設置…小学校の近くで登校児童に交通事故呼びかけ―北海道厚岸町

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一斗缶でつくったダミーオービス(提供 北海道警厚岸署)

一斗缶でつくったダミーオービス(提供 北海道警厚岸署)

 北海道内で児童が巻き込まれる交通事故が相次ぎ、北海道東部の厚岸町で5月28日、警察官が児童の登校時間に合わせ、交通安全を呼びかけました。

 道内では1月から4月末までで、登下校中の児童が巻き込まれた事故は5件、ケガ人は5人に上ります。5月に入ってからも、札幌市豊平区で小学4年生の男児が車にはねられ死亡しました。

児童に交通安全を呼びかける警察官(提供 北海道警厚岸署)

児童に交通安全を呼びかける警察官(提供 北海道警厚岸署)

 この事態を受け、5月28日朝、厚岸町の厚岸小学校の付近で、警察官が登校中の児童に、信号が青でも、止まって、左右をよく見て、一呼吸待ってから横断歩道を渡るようにと指導しました。

 付近を走るドライバーには、通学路での子どもの飛び出しに注意するとともに、スピードダウンと安全確認を呼びかけました。

 さらには速度違反自動取締装置「オービス」に似せた「ダミーオービス」を設置。白く塗られた使用済みの一斗缶を三脚に乗せたもので、速度抑止に効果が期待できるということです。