「床に砲弾とみられるものが置いてある」解体中のプレハブ小屋から長さ60センチ"尾翼付き金属製"砲弾のようなもの見つかる 一時周辺規制も自衛隊が回収 北海道北広島市
北海道北広島市で解体中のプレハブ小屋から砲弾とみられるものが見つかり、一時付近住民らが避難しました。
5月13日午前9時ごろ、北広島市北の里でプレハブ小屋の解体工事をしていた業者から「小屋の床に砲弾とみられるものが置かれている」などと付近の交番に通報がありました。
発見された小屋は物置などとして使われていて、警察によりますと通報3日前の5月10日には工事関係者によって既に発見されていました。
小屋近くのゴルフ練習場は通報を受け、当時約20人の客がプレーしていましたが急遽一時休業したほか、付近住民も避難するなど周辺では立ち入りや交通規制が敷かれました。
出動要請を受けた陸上自衛隊が砲弾とみられるものを回収し、午後0時30分ごろには周辺の規制は解除されました。
回収されたのは、長さ約60センチ・直径約10センチの金属製の物体で、尾翼がついていましたが、現場で「爆発のおそれはない」と判断されたということです。
警察や自衛隊では、発見されたものの特定などを進めています。