「ゲームでの高額課金」急増 100万円以上使うトラブルも…新学期から子どもにスマホ持たせますか?持たせませんか?中1は7割超所持 トラブル防ぐ「ペアレンタルコントロール機能」と「親子の話し合い」
そして、いま全国で相次いでいるのがオンラインゲームの無断課金トラブルです。
国民生活センターによりますと、子どものオンラインゲームに関する相談件数は、この6年で約2倍に膨れ上がっています。
コロナ禍で在宅時間が増えたことが背景にあるといいます。
相談の内訳を見ると、スマホを子どもに貸したところ、無断でゲームに課金したケースが…
このほか、親のクレジットカードの番号を覚えた子どもが無断でスマホから約55万円をゲームに課金していたケースもありました。
購入金額は膨大で、10万円から50万円未満の相談が半分を占め、中には合わせて100万円以上を使うケースもありました。
高額の課金を未然に防ぐ方法はないのでしょうか。
専門家は保護者の承認がないと課金などができない「ペアレンタルコントロール」の設定が重要だと話します。
「ペアレンタルコントロール機能で課金は制限できる。iPhoneの場合はスクリーンタイム機能、アンドロイドだったらファミリーリンク機能で課金できないようにする。万一、(子どもに)使われた場合、早く気づけるように利用明細は毎月確認する」(成蹊大学客員教授 ITジャーナリスト 高橋暁子さん)