【バックカントリー中に雪崩に巻き込まれ4人死傷】長さ700メートル、幅130メートル、標高差340メートルにわたり表層雪崩が起きたか 北海道利尻山
利尻島の利尻山で3月3日、バックカントリー中に雪崩に巻き込まれ4人が死傷した事故で、長さ700メートルにわたり表層雪崩が起きたとみられることが分かりました。
この事故は、3日昼、利尻山でツアーグループ8人のうち男女7人が雪崩に巻き込まれ、ツアー客の中島真理子さん(44)が死亡したほか、20代の男性ガイドと女性客2人がケガをしたもので、日本雪氷学会のチームが現地調査をしました。
11日に調査チームが会見し、雪崩は長さ700メートル、幅130メートル、標高差340メートルにわたり雪が面状に崩れる表層雪崩だった可能性が高いと発表しました。
溶けたり凍ったりして、硬くなった雪の上に積もった雪が崩れたとみられるということです。