8年前、釧路市で高齢女性を殺害し、現金を奪ったとして強盗殺人の罪に問われているおいの男の裁判員裁判で、釧路地裁は2024年3月4日、男に無期懲役の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、釧路市の無職、田中治樹被告(51)は2016年1月、釧路市愛国の住宅で一人暮らしの田中弘子さん(当時80)を鈍器のようなもので数十回殴って殺害し、現金約21万円を奪った強盗殺人の罪に問われています。
これまでの裁判で、田中被告「殺してもいません。お金をとってもいません」と無罪を主張。検察側は無期懲役を求刑していました。