「刃物を取りに帰宅」約15分後にコンビニ店員3人殺傷…バックヤードや店外に逃げた店員を追うなど"執拗"な犯行に及んだ男の動機とは? 警官に「俺を撃て」
北海道札幌市北区のコンビニエンスストアで店員3人が死傷した事件で逮捕された男が「刃物を取りに一度帰宅した」と話していることが分かりました。
警察は一度目の来店時に殺意を抱いた可能性もあるとみています。
2月25日、札幌市北区のコンビニで店員3人が相次いで刺された事件。
大橋恵介さんが死亡し、男女2人がケガをしていて札幌市北区の無職、宮西浩隆容疑者(43)が逮捕されています。
これは現場のコンビニ方向へ歩く、宮西容疑者とみられる男。
現場から北に900メートルほど離れた場所の防犯カメラが捉えていました。
この約15分後、事件が起きました。
店ではレジや商品棚付近、さらにバックヤードにいた3人を刺したうえ、逃げた店員を追いかけるなど執拗に犯行に及んだという
宮西容疑者。
背景に何があるのか…新たに分かったことがあります。
宮西容疑者は事件の前に一度、このコンビニを訪れていました。
そのうえで…「刃物を取りに一度帰宅した」
警察は一度目に来店した際に殺意を抱き約1キロ離れた自宅に戻って刃物を用意して事件を起こした可能性もあるとみています。
さらに捜査関係者によりますと、宮西容疑者は駆けつけた警察官に対し、こう話したといいます。
「俺を撃て」
警察官に発砲を促すような発言をしていたことが分かりました。