「骨は膝の高さまで積みあがっている」去年漂着の“イワシ”がまた―骨とうろこが大量に函館市の浜を埋め尽くす 自然分解か…悪臭などの被害はなし
2023年12月、イワシが大量に漂着した北海道函館市の海岸で、今度は大量の魚の骨や“うろこ”が見つかりました。
「通常、砂はここらへんの位置にあるのですが、骨は私の膝の高さまで積みあがっています」(斉藤健太記者)
約400メートルに渡り大量の魚の骨や“うろこ”で埋め尽くされているのは、函館市浜町の海岸です。2024年1月4日、市の職員が確認しました。
この海岸では2023年12月、数1000トンとみられる大量のイワシが漂着し、一部は回収されましたが多くは海中などに残ったままでした。
このため海岸付近で死んだイワシが自然に分解され、骨と“うろこ”だけになり海岸に漂着したとみられています。
今回は、悪臭などの被害がないことから回収しない方針です。