札幌市と小樽市を結ぶJRの大動脈 高波の影響で運転見合わせ続く…バス増便も大混雑 運転再開の見通し立たず
暴風雪による交通の乱れが長引いています。JR函館線のほしみと小樽間は、高波の影響で2日連続で終日運転見合わせとなりました。
線路に打ち付ける白波。
強い風による高波の影響で、札幌市と小樽市を結ぶJR函館線が寸断されています。
設備の点検や復旧作業が進まず、25日に引き続き26日も終日運転見合わせとなったのは札幌市手稲区の「ほしみ駅」と小樽市の「小樽駅」の間です。
知らずに駅に来た人も。
「ない? ない!」(小樽駅に来た人)
通勤時間帯の小樽駅前のバスターミナルでは、列車からバスに切り替える人などで大混雑となりました。
「朝の通勤時間帯は5分から10分ほどでバスが来るのですが、100人以上の人が並んでいます」(小出 昌範 ディレクター)
小樽市から札幌市に向かう都市間バスは、午前6時25分の始発から満席状態となりました。
通勤時間帯を中心に午前中までに、小樽市と札幌市の間を運行する「北海道中央バス」は5本、「ジェイ・アール北海道バス」は4本を増便し乗客の輸送にあたりました。
「普段はJRを利用している。状態はわかっていたのでバスで行こうと思っていた」(バスの利用客)
「これから神奈川県に帰る。午後3時30分の飛行機なので、まだ6~7時間くらいある」(バスの利用客)