【雪崩被害相次ぐ】2階まで押し寄せ小学生“男の子ケガ”―住人28人が避難 知床峠への国道でも『車2台』巻き込まれる 北海道羅臼町積雪125センチ

　北海道東部の羅臼町で雪崩が相次ぎ、雪が押し寄せた町営住宅では割れたガラスを踏むなどして小学生の男の子が軽傷です。

　1月25日午後11時ごろ、羅臼町礼文町の町営住宅の裏山で雪崩が起きました。

　雪は町営住宅の2階まで押し寄せ、1階の住宅では割れた窓ガラスを踏むなどして小学生の男の子が軽傷を負いました。

　町役場が避難所となり、午前8時半には28人が避難していたということです。

北海道東部の羅臼町で雪崩相次ぐ

　25日午後には栄町の国道の斜面で雪崩が起き、無人の車2台が巻き込まれました。

　ケガ人はいませんが午前11時現在、付近は通行止めになっています。

　羅臼町では午前2時までの12時間で68センチの雪が降り、積雪が125センチに達していました。